団体概要
名 称
NPO法人青空保育たけの子
特定非営利活動法人青空保育たけの子
事務所
960-2261 福島県福島市郷野目字仲46-1 菜たねの家
TEL: 070-1143‐1166 (平日9:00~17:00)
FAX: 024-545-0535
設 立
2008年11月 親子でのプレ保育開始
2009年 4月 青空保育たけの子創立
2011年10月 米沢市への移動保育開始
2012年11月 NPO法人青空保育たけの子設立総会
2013年 4月 NPO法人青空保育たけの子登記
2014年 4月 認可外保育施設として米沢市に届け出受理
役 員
代表理事 邉見妙子 副代表理事/事務局 長沢尚未
理事 下村一彦、手塚隆、遠藤隆一、大和田栄一郎、会沢哲也、四栁久美子
監事 井上奈穂子、松崎敬子
職 員
7名(2024年現在)
事業内容
保育事業
森のムッレ教室事業
交流広場事業
自然体験事業
民泊事業
カフェ事業
こども食堂
おぼごの街キッズタウン
インターンシップ事業
設立趣旨書
1. 趣 旨
現代に生きる子ども達は、里山や空き地の喪失、縦横無尽に張り巡らされた交通網の発達とともに、自然の中で遊ぶ体験が減少してきています。2011年3月の東日本大震災に伴う、福島原発事故による影響はさらにその状況に拍車をかけました。
わたしたち青空保育たけの子は、2009年4月、子どもたちが自然の中で豊かに遊び活動し、人として大切な五感を磨き生きる力を育みその子らしく成長していくことを見守り、その子どもたちを取り巻く大人も子どもと共に成長することを目的として設立されました。豊かな創造性、健康、運動神経の発達、集中力を育むためには、幼児期は自然の中で毎日遊ぶことが大切です。子どもたちが自然と毎日触れ合うことによって、自分も自然の一部であり、なおかつ、この世にたったひとりのかけがえのない存在であるとの自尊感情が育ち、「自分で考え、自分で発言し、自分で行動できる」将来の日本を担う大人に育つことができるとの思いを持っているからです。
それは、2011年3月の福島原発事故によって引き起こされ、また顕在化した様々な問題が繰り返されることのないようにするためでもあります。2011年3月以降、福島県は放射能の影響で子どもたちを自然の中で安心して遊ばせることができなくなりました。わたしたちは、2011年10月より、米沢市の財団法人農村文化研究所様のご厚意により保育拠点を提供いただき、福島市から米沢市へ毎日通いサテライト保育を実施しています。これは、福島市から様々な事情で避難できない幼児と、米沢市へ自主避難している福島市出身の幼児、また、豊かな自然に囲まれながらもそのよさを感じることが少ない米沢市周辺の幼児を対象に、毎日自然に触れる機会を創りたいと思ったからです。
わたしたちは2012年6月から当団体に所属する幼児だけでなく、自然の中での活動を希望するすべての子どもと大人を対象とした「たけの子自然学校」と、2012年9月からは同じく自然の中での活動を希望するすべての未就園児の親子を対象とした「すくすくたけの子」を実施し、スウェーデン発祥の自然教室「森のムッレ教室」を基にした野外活動推進事業を行っています。これは、冒頭の設立の目的にそった活動をより多くの子どもと大人に体験してもらうことが大切であると考えたからです。
このため、放射能の問題だけでなく、自然体験が難しい今だからこそ、より多くの子どもと大人が自然の中で遊び、その大切さを考える機会を創り、自然体験の地域でのリーダーを養成する必要があると考え、大人も子どもと共に成長することのできる地域社会を実現するために、「特定非営利活動法人青空保育たけの子」を設立いたします。
2. 申請に至るまでの経緯
設立代表者 住所 福島県福島市鳥谷野字芝切41番地の3
氏名 邉見 妙子
2008年6月 「青空保育グループ虹」として未就園児対象とした親子でのプレ保育をスタート
2008年12月 「青空保育たけの子」と改名する
2009年2月 映画「こどもの時間」を自主上映
2010年4月 青空保育たけの子入会式を行い保育スタート、「青空幼児園たけの子」と改名
2011年10月 東日本大震災及び福島原発事故の影響を受け、米沢市でサテライト保育を開始
2012年8月 特定非営利活動法人設立発起について発起人邉見妙子が青空幼児園たけの子保育者に参加を呼びかけ検討に入方針決定、定款(素案)及び趣旨書(案)を作成
2012年11月 設立発起人会を開催し、設立趣旨、活動目的、定款、会費、設立当初の事業年度及び2013年度の事業計画、活動予算、役員の案、名称変更等を審議して決定
2012年11月22日 設立総会を開催し、議案について承認され、申請に至る
2012年11月22日 特定非営利活動法人青空保育たけの子