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​子どもが夢を持ち実現できる​社会を共につくる

 わたしたち青空保育たけの子は、2009年4月、子どもたちが自然の中で豊かに遊び活動し、人として大切な五感を磨き生きる力を育みその子らしく成長していくことを見守り、その子どもたちを取り巻く大人も子どもと共に成長することを目的として設立しました。

 子どもの時にしかできない「あぶない、汚い、ばかばかしい」(AKB)遊びを自然の中で思いっきりできる野外保育を中心に、古来中国に端を発する自然哲学〈五行説〉から取った五行〈木・火・土・金・水という万物の元素を作るもの〉の遊びを行っています。

子どもの自死が多い国日本

 日本は若者が将来に夢を持てなくなったと言われ、久しくなります。日本は先進国の中でも青少年の自殺率がロシアについで第2位(2016年現在)となっており、それを裏付けしているようです。

 もしかしたら子ども時代、特に幼児期に自然の中で遊びこんだ経験が不足しているからではないでしょうか。

2011年3月の原発事故は福島での野外活動を困難にしている

 国立青少年教育振興機構の調査によれば、体験を通して得られる資質・能力(体験の力)は、「自尊感情」「意欲・関心」「共生感」「職業意識」「規範意識」「人間関係能力」「文化的作法・教養」の7つであるとしています。そして、体験の差は学力にも現れてくるとのことです。

 札幌医科大学医学部脳神経科講師 鵜飼渉先生はその講演の中で、「自然(活動)が心の病の発症を未然に防ぎ、強くて柔軟な心を育む」と言っています。

 

 原発事故から6年半以上(2017年12月現在)が経ち、各地で除染が進み福島県内の空間線量はかなり下がってきましたが、その除染土を置く場所が子どもたちの遊び場や活動場所に隣接あるいは同じ敷地内にあるなどの現実が存在し、実際にお子さんを抱える家庭では、県内においては外で子どもを遊ばせることに不安を感じる世帯が多く存在します。

 

​福島市信夫山第二展望台付近→

​       2017年9月撮影

わたしたちは2011年10月から福島市から米沢市へ子どもたちを無料送迎し、野外活動を継続することでこの問題の解決に取り組んでいます

野外保育

冒険遊び場

森のムッレ教室

交流広場

自然の中で毎日遊ぶ月極め野外保育の他に一時預かり保育も行い、「創造力」「コミュニケーション能力」「社会性」を育み、環境教育を行います。

「ケガと弁当は自分もち」がモットー。

遊びの主役である子どもたちが自分の力や興味に応じてチャレンジし失敗をも含む経験を重ねていく場所です。

5〜6歳児を対象にした自然環境教育プログラムです。

スウェーデン野外生活推進協会の事務局長だったヨスタ・フロム氏が開発しました。

「避難している人」「留まっている人」「帰還した人」「地元の人」など立場の違いを超えた交流で心の復興を目指しています。

年齢・地域を超えた新しいコミュニティをつくる

 『崖の上のポニョ』の舞台になったところのように、保育園のとなりに老人ホームが隣接してるような、大人も子どもも、そして様々な違った立場の人たちが一緒に集い、笑顔になれる場所を目指します。

 

 米沢には「三者」という言葉があります。「よそ者」「若者」「バカ者」のことで、地域をつくるのはこの三者なのだそうです。

​ わたしたちはこの「三者精神」で新しいコミュニティをつくり、子どもたちが夢を持ち、実現できる社会を共に作っていきます。 

住友生命「第10回未来を強くする子育てプロジェクト」震災復興応援特別賞を受賞

2017年3月6日 住友生命「第10回未来を強くする子育てプロジェクト」 の表彰式で青空保育たけの子はスミセイ震災復興応援特別賞を頂きました。190もの応募団体の中から震災復興応援特別賞に選んで頂き、心より感謝致します。この賞は、いつも支援してくださる皆さまのおかげで頂いた賞だと思っております。

​青空保育たけの子への支援の方法・寄付メニュー

【ボランティア】子どもたちと遊ぶ、環境整備、イベントの手伝い、送迎の同乗etc…。

        一緒に育ちあえる地域を作るために、皆さまの助けが必要です。​        

【寄付】福島⇔米沢間の無料送迎を継続するためにご支援ください。

 寄付の方法 1.振込

       

       2.クレジットカード

​       

                          

ゆうちょ銀行 
【名義】特非)青空保育たけの子 【振込専用口座】記号・番号 02240-1-118548
  他銀行からは 二二九(ニニキュウ)​  0118548
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